京王7000系の組成変異の跡

今回は7000系にいまだに残っている複雑な組成変異の跡について書いていきたいと思います。

それではまずは7000系の組成変異を紹介と行きたかったのですが、このことは他のサイトを見ると普通に乗っているので今回取り上げる部分以外は割愛させていただきます。

今回紹介するのは7726F~7729Fのいわゆる20番台前期車を紹介したいと思います。

この編成達は主に6両編成と8両編成から組成されました。

百聞は一見に如かずということで早速この編成達の新宿方先頭車と橋本・京王八王子方先頭車を見比べてみましょう。


(橋本・京王八王子方)

(新宿方)

気付く方は気づくと思うのですがスカートの切り欠きに注目してみてください。

橋本・京王八王子方先頭車には切り欠きの中に何もないのに新宿方には箱状のものがありますね。

これが、今回紹介する組成変異のがあったことを示しているものなのです。この装置の正体は自連解結装置を言い列車が連結する時に円滑に連結できる装置になっています。

ではなぜ新宿方のみついているのでしょうか、それは組成変異前の装置の位置から変更していないからです。

冒頭にも書きました通り、この編成達は6両編成や8両編成などから組成ています。そして自連解結装置が7000系に装備されたときには、6,8両編成に増結するなら基本的には、新宿方となっていました。なのでこのように、新宿方にのみ自連解結装置が残されているのです。


ここからは余談なのですが、今回紹介した自連解結装置の位置なのですが、4+6両編成などでもしっかりと付けるところは付け、付けても使う見込みのないところは付けないという、差別化がはっきりとなされています。

この自連解結装置のついてる位置なのですが基本的にはお隣を走っている小田急の電連の位置と同じ覚え方でいいと思います。2両編成に関しては前パン側(7870)に装置があり新宿方(7420)には装置が無いといった感じです。


前回に続き今回も7000系についてだったので次回(いつかは未定)は別の形式についての記事を書こうかなって思っています。それか、撮影記が一回入るのかは完全に未定です!


ではまた~

快特日記

基本的には京王のマニアックな部分のみをテーマとしています。たまに写真まとめや他社のことについて書きますがそこまで頻度は高くないと思われます。

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